多様化する海外留学の形
多様化する海外留学の形

近年、グローバル社会が進む中、「海外留学」は昔のようにエリートで裕福な家庭だけが留学する時代じゃなくなりつつあります。

「海外留学」と一言で言っても、親子留学やシニア留学、高校生留学など、留学の形は多様化してきています。

留学は個人のニーズや目的で選べる時代であり、個人個人によって渡航先も違い、期間もさまざま、目的もさまざまなのが現状です。

まさに個人で留学スタイルを選べる時代となっているのです。

そこで今回は、

・留学目的の多様化

・留学先の多様化

・留学期間の多様化

の3回に分けて現在の留学のスタイルについてご紹介していきたいと思います。

目次

その② 留学先の多様化

ひと昔前まではアメリカやカナダ留学が主流でしたが、近年は留学先もさまざまです。

それぞれ目的や予算などによって方面は変わってきています。

海外でも語学学校が増加し、たくさんの海外の国から選択できることができるようになりました。

【 最近のトレンドはアジア留学 】

欧米と違って渡航費も安く済む上に生活費も安く済むので、アジアのタイやマレーシア、フィリピンなどへの留学人気が高まってきています。

昔から人気で今も根強い人気の「アメリカ・カナダ」

「アメリカンドリーム」という言葉が昔からあるように、アメリカで頑張ってチャンスを手に入れ成功するという夢を抱いている方は今でも多いです。

最近では芸人の方がアメリカに拠点を移して活動されているのが話題になっていましたね。

世界一を感じられる街・ニューヨークを始め、最も人気の高い都市・カリフォルニアなど、広いアメリカの中での留学都市は選択肢が広く根強い人気です。

一方、カナダは大自然に囲まれた国というイメージで人気が高いのですが、移民が多い国でもあるので、色々なカルチャーを持った人と出会い交流を持つことができます。

また、公用語が英語とフランス語の二か国語ですので、東側のケッベクやモントリオールなどではフランス語を第一言語としている人々が多いです。英語習得だけでなくフランス語を学びたい方にもカナダ留学は有効です。

スポーツや芸術・文化を学ぶ人に多いヨーロッパ

歴史的な建造物や文化、芸術、歴史的な伝統などが古くから根付くヨーロッパは音楽や芸術・文化・スポーツなどを学ぶために留学する方が多い傾向にあります。

英語はもちろん、国によっては英語以外の言語を学ぶことができます。

そしてヨーロッパは国同士が繋がっており、「シェンゲン協定」に加盟している国が多いため、加盟国間を移動する際にはビザやパスポートなしで最大で90日も滞在可能で、留学中にあちこちと気軽に隣国などを旅行することもできます。

アメリカやカナダ・オーストラリアなどに比べると日本人留学生は少ないため、外国後を学ぶ環境には適していると言えます。

学生の留学が多いオーストラリア・ニュージーランド

フレンドリーな国民性でゆったりとした自然に囲まれ、のんびりと温かい性格の人が多いことが魅力のオーストラリア・ニュージーランド。

海外が初心者の方でも安心できる環境で英語を学ぶことができます。

日本とは季節が真逆のため、12月には真夏のクリスマスを過ごすことができるでしょう。

デメリットとしては、オーストラリア・ニュージーランドは人気の留学先であるため現地に行っても日本人留学生が多いことです。

実際に留学中であるのにも関わらず日本人ばかりと一緒に過ごすという方も少なくありません。

日本人がたくさんいるということは精神的には安心できると思いますが、せっかくの留学生活で日本人と日本語で話してばかりいると英語を使うチャンスが減ってしまいます。

最近のトレンドである東南アジア諸国

英語を勉強するための留学であれば、英語圏への留学を真っ先に思い浮かべると思いますが、近年では東南アジアへの海外留学はトレンドとなっています。

「母国語が英語ではないのに英語が学べるのか?」と思われる方も多いと思いますが、東南アジアの中でもフィリピン・マレーシア・シンガポールなどの国では街中で英語が話されており、基本的に学校では英語で授業が行われています。

もちろん、シングリッシュやマングリッシュと呼ばれる訛りはありますが、語学学校の先生などはキレイな英語を話します。

次にメリットとしては、東南アジアの物価の安さです。

日本と物価があまり変わらない欧米に比べて、東南アジア諸国の物価はすごく低いです。学費だけでなく滞在費や食事代、交通費なども日本よりも格段に安く済むので資金の問題もクリアできるでしょう。

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番外編(インド・ドバイなど)

・インド

インドは近年多くの企業が注目しているほど経済成長が著しい国です。インドには優秀な人材が多く、世界から今後ますます注目される国になると言われています。

公用語はヒンズー語であるため、英語ではありませんが、街中では英語が流暢に使われており、英語習得には有効な留学先と言えます。

インドでは多民族・多宗教国家であるため、日本とは全く違った文化や習慣などに驚く事もしばしばあります。

・ドバイ

海外旅行先としても人気のドバイ。

「中東に留学なんてありえるの?」と思うかもしれませんが、最近ではドバイに海外留学される方も珍しくありません。

公用語はアラビア語になりますが、人口の約8割以上が外国人のため街中では英語が通じます。大変お金持ちの国とクローズアップされることの多いドバイですが、近年は海外の有名大学を積極的に誘致するなどして、留学生獲得に力を入れています。実際にアメリカやイギリスの名門校が続々とドバイ進出をはたしているようです。

まとめ

「海外留学」の留学先も今やたくさんの国から個人の好みやニーズで選べる時代になっていますね。

留学費用についても渡航先によってはかなりのバラつきがありますので、事前によく検討したいポイントです。

同じ英語圏であっても、国や地域によって文化や習慣、治安なども異なります。

できるだけ、留学経験された方などの生の声を聞くなどして情報を集め、その上で留学先を決めることをオススメします。

次回は、「留学期間の多様化について」のメリット・デメリットをお伝えしていきます。

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