アジア留学先を国ごとに徹底分析

アジアの顕著な経済成長や人やモノの行き来がしやすくなった昨今、アジア留学が台頭してきました。留学といえば、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス…というような英語圏だけを選択する考え方はもう古いでしょう。人件費が安いアジアにはビジネスチャンスが多い、すなわちたくさんの企業があり、日系企業もアジアを中心に拠点を置いています。

”アジア”といってもひとくくりにできない多様性がある地域なので、今回、留学の目的別に国ごとにまとめました。アジアで留学を検討している方、留学先の国に迷っている方に必見です!留学プランの参考にしていただければ幸いです。

・タイ

・フィリピン

・カンボジア

・マレーシア

・シンガポール

・ドバイ

・インド

・中国、韓国、台湾、香港

目次

タイ

東南アジアの中でも日系企業数が一番多く、「微笑みの国」や親日国として知られるタイ。最も日本人が移住しやすい国のひとつです。東南アジアで唯一欧米諸国から植民地支配を受けたことがない国として、独自の文化や思想を育んできました。

タイに暮らすと、英語+タイ語を使う機会があります。留学生活の中では英語が中心でありタイ語をマスターする必要はありませんが、買い物や外食時に現地の人とコミュニケーションをとるには日常会話程度の簡単なタイ語が求められる場合はあります。タイ人はとても親切で寛大な性格なので、カタコトな言葉でもボディランゲージでも全く問題ないです。使える言語が一つ増えることは、国際交流としても自身のスキルアップにとってもプラスであることは間違いありません。

タイにはタイ語がありますから、英語のなまりが強かったり、英語教育に対する不安があるかと思いますが、本格的な英語教育が受けられる環境はあります。実は、タイにはアメリカの大学キャンパスがあります。アメリカのしっかりした教育プログラムで英語力を上げることができます。アメリカへ留学してみたいが、お金はかかるし、入学基準が高くて難しいと思っている方にはオススメです!

タイにあるアメリカの大学(トリコンチネントディグリープログラム)は、ラマー大学(米国・テキサス州)、サイアムテクノロジー大学(タイ・バンコク)、英国のNVQ国家認定資格レベル5の三か国の学位および資格のすべてが一回の留学で取得できる画期的なプログラムです。

今回ご紹介する「タイにあるアメリカの大学」は、高校生・留年生向けに費用も安く、英語力のスコア提出が不要など、日本の大学に進学するのと同等の条件で進学することが可能です。

授業は完全に英語のみで行われ、アメリカ・中国・ASEAN各国など世界各国から集まる学生とともに学習します。タイ・バンコクで日常生活を送ることになりますが、成長著しいASEANの中心地であり、本物のグローバルを経験することができます。

気になる方は下記公式ホームページをご確認ください。

http://tricon.tesol.co.jp/

フィリピン

英語が公用語ですので、日常会話はすべて英語になります。

7000個以上の島々が集まった国で、島ごとに特色があります。留学先として有名な島は、セブ島、マニラ、バギオ、ダバオがよく挙げられます。首都マニラはビジネスの中心地として、高層ビルやショッピングモールが多く見られます。一方、リゾート地として人気のセブ島、バギオ、ダバオは海や山に囲まれており、ゆったりとした時間が流れている印象です。平日勉強に集中して、休日は買い物やアクティビティを楽しむ生活ができます。ジンベイザメと泳ぐツアーやスキューバダイビング、サーフィンなどが身近に参加できます。

語学留学はもちろん、サーフィンなどマリンスポーツのための留学、マッサージのスキルを磨く留学、ホスピタリティを学ぶための留学などフィリピンの留学生は多種多様な目的があります。

リゾート開発が進むフィリピンは、ホテル、レストラン、航空会社など接客業で働きたい方や接客スキルを向上させたい方に特にオススメです。ホテルでインターンシップができる充実したプログラムもあります。英語を使って接客する機会が増え、おもてなしと英語が求められる時代になりました。語学とあわせてホスピタリティも学べたら一石二鳥ですよね。

リアルな生活を感じられるセブ島のCA留学のブログを載せます。

https://www.english-infonetwork.com/category/blog/phi/

カンボジア

アンコールワットで有名なカンボジアでは、観光客が増加して観光大国となっています。観光地には欧米人の姿も多く、街中で英語が飛び交っています。観光地としてはグローバルですが、生活するにはタイほどまだ発展していないのである程度のクメール語を習得する必要があると思います。

観光業について勉強したい方やフィリピンのようにホスピタリティを勉強したい方、有名ホテルやレストランで働きたい方におすすめです。

マレーシア

東南アジアを代表する大都市クアラルンプールが首都です。マレーシアの面白いところは、多民族国家で、マレー系や中華系、インド系といった様々な民族が同じ国、同じ町で共存しています。公用語はマレー語ですが、中国語や英語など様々な言語が飛び交っています。国教はイスラム教ですが、多くのキリスト教や仏教、ヒンズー教信者もいます。民族によって生活習慣や生活も様々で色々なタイプの人に出会えるので、異文化交流をまとめて体験できる魅力があります。

そのほかの特徴として、国土の60%を熱帯雨林に囲まれているため、1年を通して暑く、ほかの東南アジアに比べると治安は良いと言われています。イギリス領だった名残もあり、街中で英語が話せる人が多いです。

シンガポール

マーライオンや高級ホテルのマリーナベイサンズなど旅行先としても人気なシンガポール。物価がとても高い印象ですが、それ以上の魅力と価値があります。

多民族国家にして公用語が英語なだけにインターナショナルスクールが充実しています。中国系が多いため、中国語とのバイリンガル教育も盛んで 2か国語留学が可能です。人口の3分の1を外国人が占めるほど外国人が住みやすい国ともいわれています。

また、教育水準や教育へ意識が高いです。小学校、中学校、高校の卒業ごとに試験があり、その結果で進学できる学校や専攻が決まります。周りの刺激によって勉強に対するモチベーションは上がるでしょう。

日系企業や外資系企業は多く、外国人雇用に対する抵抗も少ないお国柄なので、卒業後、国際的な環境や有名企業で働きたい方はそのまま現地採用も狙えるかもしれません。

ドバイ

イギリスの植民地だった歴史や人口の9割が外国人であるため、英語を使う機会が多く、語学学校が充実しています。

UAE国籍の人口は全体の1~2割程度ですがイスラム教を信仰する国なので、マナーの違いには注意が必要です。

アジアとヨーロッパを繋ぐ国際空港があり、ヨーロッパやアジアへ旅行に行くこともできます。

50度になることもあるくらい熱い国ですが、室内環境も完備されています。物価が高いですが、治安は良く、インフラが整っているので生活しやすい環境です。

シンガポール同様、経済成長により国際的な企業が多いので、日本人でも仕事はたくさんあります。給料が世界基準でも高く、所得税がかかりません。2018年からVATが導入されましたが、ほぼ手取りで受け取れます。日本にいたときよりも額面価格が50%以上増えたというのも珍しくはないそうです。学生ビザでもアルバイトできます。

インド

費用が抑えられ、伝統医学であるアーユルヴェーダやヨガ、ITスキルなどが本格的に学べます。

著しい経済成長により住みやすくなりましたが、危険な地域もあるので、留学するエリアを選ぶ際には周囲が必要です。スリやひったくりも多いので、貴重品管理や身の回りの安全確保に強い意識を持ち、危機管理能力が身に付きます。地域によってはインフラや衛生面において生活環境が発展していないので、その環境で生活する適応力や対応力、思考力など自立心が芽生えます。

また、IT分野において多くの優秀な人材を輩出しており、IT専門のコースを持つ留学プランがあります。ITやビジネスの中心であるバンガロールで英語を勉強しながらプログラミングやウェブ制作を学ぶことができます。

中国、韓国、台湾、香港

アジア経済の中心である東アジアに留学するのは、政治・経済・ビジネスに興味がある人には魅力的でしょう。インターナショナルな環境なので、英語を使う機会はありますが、中国語や韓国語のような新しい言語を伸ばしたい人向けにはなります。日本にいる留学生は英語を学びに留学していませんよね。英語を伸ばすことが目的なら、東南アジアのほうがオススメです。

まとめ

↓↓こんな方におすすめ↓↓

タイ:ASEANの中心!日本人ビジネス需要大!アメリカの学位を取得したい!フィリピン:海で楽しみたい!ホスピタリティを学びたい!英語力を上げたい!カンボジア:観光ビジネスやホスピタリティを学びたい!
マレーシア:色々な民族や宗教の価値観に触れてみたい!都市開発に興味あり!シンガポール:お金はかかるけど質の高い英語教育を受けたい!ビジネスに興味あり!
ドバイ:語学留学したい!たまには贅沢な生活をしたい!仕事をしたい!
インド:IT技術に興味あり!英語とプログラミングを勉強したい!
中国、韓国、台湾、香港:第2言語を習得したい!政治・経済を勉強したい!

~参考記事~

アジアで学んだり生活を経験する価値はあります!!

アジアの魅力や重要性について知りたい方はコチラ

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