コロナで変化した留学とコロナ後の留学の必要性
コロナで変化した留学とコロナ後の留学の必要性

昨年初め頃から世界は一変しました。
前例のない新型コロナウィルスにより誰もが想像できなかったような世の中に変化したのです。
新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るい感染拡大が広がる中、世界中で出入国制限が始まりました。
その結果、海外に留学中だった留学生は予定を途中で切り上げ帰国を余儀なくされました。
そして留学予定だった方たちも予定を変更、あるいは留学自体を諦めざるを得なくなった方もいました。
留学が安全に再開できる日や安心して留学に行ける日はいつくるのか、現在でもまだ先が見通せない状況で不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、
✅コロナで留学がどのように変わったのか
✅コロナで浮き彫りになった問題
✅コロナで感じた留学の必要性
について、解説していきたいと思います。

今の時代の留学について不安に思っている方や、今後留学を希望している方など、是非読んでみてくださいね。

目次

コロナ時代で変化した留学

昨年からのコロナ感染拡大で実際に海外渡航ができない中でもオンライン授業などで、海外の学校の授業を日本で受けている学生さんたちもたくさんいます。
そして、実際に留学中の方は現地でマスクを着用し、ソーシャルディスタンスをとった学校生活を送っている方もいます。
そのような変化はどのような影響があったのでしょうか。

オンライン授業

実際に学校に行かなくても自宅で授業が受けられるオンライン授業は、家から学校の往復時間が削れること、自分のペースで予習復習・課題などができること、授業の録画を見返せることなど、メリットはたくさんあります。
教室で生徒同士が集まることが無いので、直接コミュニケーションをとることはできませんが、オンラインでもメッセージを送り合ったりなどというコミュニケーションはとることはできます。
反対にオンライン授業では、先生と生徒や生徒同士など相手の様子が伝わりにくく、こちらから質問するタイミングなどが取りにくかったり、先生が一方的に流れるように話をするスタイルになってしまったりという点がデメリットとなります。

ソーシャルディスタンス

今回のコロナ感染拡大を防止するために「ソーシャルディスタンス」が推奨されるようになりましたね。
それは海外でも同じであり、ソーシャルディスタンス=社会的距離を取るように言われています。
学校生活では生徒同士は距離をとるように、教室の中でクラスメイトと隣同士に座ったりすることなく間隔を開けていますし、向かい合っての発言などは避けられています。
それと同じように、生徒同士たくさんの交流ができる学校のイベントやパーティなどは一切なくなってしまっています。
生徒同士の交流がなかなか出来なくなってしまい、話す機会が減ってしまって仲良くなるきっかけが掴めなかったりすると、友達作りは容易ではありませんよね。
ですが、悲観的にならずオンラインで交流を取ることで語学力も上達しますし、クラスメイトとの仲も深められますので積極的に行動をしたいですね。

マスクでの会話

昨年までは日本でも冬の時期にしか見られなかったマスク生活ですが、今ではいつでもどこでもマスク生活が当たり前になってきました。
(欧米などではマスクをする習慣が定着せず、していない人もたくさん見かけますが)
皆さん、マスク生活になって感じたと思いますが、相手の表情を読み取りにくい、声が聞こえずらいと思いませんか?
留学中で英語を話す方においては、マスクのせいで相手の口の動きも見えないため、会話を音だけで読み取ることになりますし、自分が発言する際にも口が見えないため、音だけで自分の英語を相手に分かってもらわないといけないという状況になります。
まだ留学に行ったばかりの人などは、その状況は非常に話しずらく、英語を話すこと自体が億劫に感じてしまうこともあると思います。
マスクでの会話は慣れが必要ですが、その状況で英語を訓練することにより、相手の英語を聞くリスニング力、自分の英語を相手に聞いてもらうスピーキング力は今まで以上に鍛えられるのではないでしょうか。

コロナで浮き彫りになった問題

コロナ感染拡大で海外への渡航が難しくなったため、ビジネスでも学生でもオンラインでの海外との交流が当たり前になってきました。
オンラインでの授業、オンラインでの商談、オンラインでの打ち合わせなど、オンラインであれば海外どこであってもいつでも繋がることができるようになったのです。
そしてこれから先はオンラインでのビジネスや授業は更に増加していくでしょう。
その反面、海外の人とオンラインで繋がり話す機会が増えた今、問題が浮き彫りになってきました。
オンライン上で海外と交流をしていて感じた方も多いと思いますが、今まで以上に多様性への理解や異文化への理解、語学力習得の必要性が出てきたのです。
やはり、直接対面してボディランゲージを交えながら会話するのと、オンラインで画面上で話すのとでは難易度が全く違います。
相手の表情や感情も読み取りにくいため、お互いの雰囲気で話を進めることも難しく感じるのです。
特に日本人は控えめで人見知りなタイプの方が多く、コミュニケーションが苦手な傾向にありますので、今後オンラインでのやり取りが増加する中では解消していかないといけない問題はたくさんあります。

コロナで感じた留学の必要性

コロナによって変わった留学やコロナによって浮き彫りになった問題について解説してきました。
コロナによって世の中にはさまざま変化がありましたが、今までもこれからも語学力が絶対的に必要なことには変わりません。
さらに言えば、オンライン化が進み海外との交流が増え今まで以上に語学力はもちろん、異文化や多様性への理解が日本人にも必ず必要となってきています。
この先の時代はそういったグローバル力が必要なのです。
語学力だけであれば日本に滞在したままでオンライン授業だけでも習得可能な時代です。
しかし、それ以外の異文化交流や多様性への理解、コミュニケーション能力の向上、主体性を養うなどは実際に現地で生活することで養えるのです。
海外の国の文化を多面的に理解し、日本という国についても改めて深く知ることで今後、活躍できる国際人となります。
そのことをコロナ禍の中で痛感した学生や社会人の方も多いのではないでしょうか。
必要性を自分で感じた方は、コロナ終息後には留学を予定し始めたり考え始めたりするでしょう。
語学力は日本でオンラインで学習し、その後に現地へ留学するという留学スタイルが増えていくかもしれませんね。

まとめ

今後はコロナの感染状況を踏まえながら、留学生を受け入れる国が少しずつ増えていくと思われます。コロナ終息後も海外留学の再開には不安が伴うこともあると思いますが、オンラインで語学力の勉強をするだけが留学の目的ではないです。
実際に海外に行って肌で感じることに意味があります。
留学が再開できる日までオンラインで英語学習を準備しておき、実際に留学する前に英語力をある程度身に付けておくことで現地に行ってからの英語の勉強時間を減らすことができますし、留学後すぐに世界中からの留学生や学校の先生ともコミュニケーションを取る事ができますので、早めに準備しておくといいですね。
コロナ禍で留学に対するモチベーションが減ってしまったり、不安になってしまったりする方はとても多いと思います。
だからこそ、留学する本来の目的は何なのか、留学をして自分は何を得たいのかを原点に返って考えてみることをオススメします。

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