留学は年収大幅アップに繋がる?100万円も差が出るのは本当なのか

あなたが海外留学をする目的はなんですか?

「英語力をあげたい」

「海外で経験を積みたい」

など、留学の目的は人それぞれだと思いますが、将来の就きたい仕事や目指したい職業を目標にしている人も多くいると思います。

その憧れの職業や就きたい仕事をすることは、自分自身のステータスを得ること、そして充分な給料を得てゆとりや余裕のある経済的に豊かな生活をすることにつながります。

はたして、本当に海外留学をすればその高い充分な給料を得ることが可能なのでしょうか?

留学を経験するのと、しないのとでは、どれぐらい生涯年収に差が出てくるのでしょうか。

そこで今回は「海外留学を経験すれば年収アップにつながるのは本当なのか?」という点を調査してみました。

海外留学を考えている方、将来に留学を役立てたいと考えている方は参考にしてみてくださいね。

目次

グローバル人材の必要性

昔は、日本では高学歴と言われる人でもほとんど英語を話せませんでした。

その背景には、英語を話せなくても学歴があれば、いわゆる大手企業に就職でき、充分に高い給料を得て豊かな暮らしが可能だったからです。

これまでは日本企業も国内だけを相手にしていても充分に会社として機能し利益を得ていたのですが、長引くデフレ状態によりここ数十年、国内経済が成長しておらず、国内市場が行き詰まり、国内企業も海外進出をどんどん進めていっています。

それに伴い、日本企業が海外進出し、海外企業と提携している例はたくさんあります。

最近では「グローバル人材」や「グローバル化」という言葉がよく聞かれるようになったのもそのためです。

日系企業の海外進出が進むにつれて海外経験のあるグローバル人材が必要となってきているのです。

留学経験者の平均年収と未経験者の年収の違い

グローバル人材が必要となっている近年、海外留学を経験した方の需要が高まってきています。

そしてその結果、留学経験者と留学未経験者とでは平均年収にかなりの差が出ていることが分かっています。


(出典:グローバル人材育成と留学の長期的なインパクトに関する調査)

【男性】

■海外の大学で学士を取得し卒業した人:平均年収645万円

■日本国内の大学を卒業した人:平均年収575万円

ここで約70万円もの違いがある。

また、

■海外の大学を卒業せずとも、3カ月以上の海外留学した人:平均611万円

となっており、留学未経験者に比べると30万円以上の違いがあるのです。

【女性】

女性に関しては更に差が出ており、

■海外の大学で学士を取得し卒業した人:平均年収が439万円

■日本国内の大学を卒業した人:平均年収330万円

であり、約100万円もの開きがある。

これを見てもわかるように、留学経験があるのと無いのでは、1年でこれだけの差が出ているので、生涯年収となると×年数となり、かなり大きく差が開く事になる。

海外留学と年収の関係は深いことがお分かりいただけたでしょうか。

企業の役員や経営者には留学経験者が多い

年収に関係する繋がりで言うと、起業家や企業の経営者・役員・管理職などは留学未経験者よりも留学経験者の方が割合が高くなっています。

実際に楽天の三木谷社長やソフトバンクの孫社長などが代表例ですね。

(出典:グローバル人材育成と留学の長期的なインパクトに関する調査)

上記の調査から見てもわかるように、

【男性】

※経営者・役員クラス:学士留学が19%、その他の留学が11%となっているのに対し、国内大学卒業の留学未経験者はわずか0.6%。

【女性】

※経営者・役員クラス:学士留学が8.2%、その他の留学が3.7%となっているのに対し、国内大学卒業の留学未経験者は0%。

※女性については部長・課長・マネージャーなどの管理職に関しても大きな違いがあります。

やはり、将来的に起業家や役員や管理職を目指す方は留学経験が必要となると言えますね。

海外で経験を積むことによって、刺激を受け、色んなリスクも背負い苦労を経験することによって、チャレンジ精神や上を目指す意識が芽生えるのではないでしょうか。

語学力と年収の関係

海外留学を経験して得られるものの第一位は「語学力」ではないでしょうか。

その語学力と年収には密接な関係があります。

まず、将来高い給料を得るためには、どうすれば良いのでしょうか?

そう!「高い給料をもらえる職業に就く」ですよね。

日本では「高い給料をもらえる職業」というのは、たくさん存在しますが、

その中でも、外資系企業、航空関連、医師、などが代表例ではないでしょうか。

この職業の全てに共通して必要な能力は何かわかるでしょうか?

ずばり「語学力」なのです。

情報サイト開発・運営の株式会社キャリアインデックスが発表した「語学力と年収」の調査データによると、年収700万円以上の人は約半数の48.7%が英語での日常会話や読み書きが出来るレベルであると回答しました。

年収500万円から700万円未満の人では34.0%、年収500万円未満では22.4%となり、英語力と年収の密接な関係が明らかとなっています。


(出典:英語力と年収は密接な関係あり。年収700万円以上の人は約半数が英語での日常会話や読み書きが出来ると回答」年収・転職 実態調査 vol.7:キャリアインデックス

さらに、年収700万円以上の人では英語以外にもフランス語、中国語が出来ると答えた人が5%、韓国語ができる人が1%いることから、語学力がある事=(イコール)収入力が高いという傾向であることが分かると思います。

高い年収につながるのは語学力だけではない

海外留学が高い年収につながるのは「語学力が取得できるから」だけではありません。

今迄、慣れ親しんだ日本を離れ、海外で勉強する環境に置かれてみると、日本では経験できない苦労やチャンスなど、たくさんの事を経験できます。

もちろん、ハッピーな経験だけではありません。

たくさんの困難があり、それを乗り越えることによって、少しずつ人間力が磨かれていき、社会人としての基礎力が築かれます。

海外では自分が今まで出会わなかったような人物に出会い、多様な文化に触れることで自分の考え方や視野が広まり、将来への見方も変わってきます。

・忍耐力

・柔軟性

・前に踏み出す力

・考え抜く力

・チームで働く力

海外留学を経験することによって、語学力以外にもこのような社会人基礎力が身に付くことで、高い年収が得られる仕事へとつながるのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

留学を経験すれば、英語力は向上し、将来の仕事で活かせるため高い年収につながります。

ですので、留学経験=高い給料というのは本当と言えるでしょう。

また、留学を目指す人はもともと行動力がある人だと言えるので、ほとんどが将来的に野望を持ち、上に行こうという目的や目標を持っている人でしょう。

大切なのは、行動力です。

行動力が語学力アップにつながり、年収アップにつながるのです。

そして、年収アップだけではなく、海外留学での経験は年収が豊かになるだけでなく、きっとあなたの人生をも豊かにしてくれるでしょう。

留学で培った、コミュニケーション能力や視野の広さ、グローバルな考えは将来のビジネスにおいても役立つのです。

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