フィリピンの国家試験に挑戦!

NC2(National Certificate)と呼ばれるフィリピンの国家試験を受けてきました。

私が受けたのはFBS(Food and Beverage Sevice)というレストランやホテルでのお客様の対応や技術の試験です。

試験の掲示板

もともとは、HRM(Hotel and Restaurant Management学科)を専攻している生徒たちが受ける試験なのですが、先生に興味がある、挑戦してみたい!と話したところ、HRMの生徒に混ざり月水金の授業と練習に参加させてもらえることになりました。私の専攻しているエアラインマネジメント学科からは私を含め2人のみの参加でした。

テーブルのセットアップ
テーブルのセットアップ

試験内容は、フランス料理、ロシア料理、アメリカン、フィリピン料理のセットアップ、テーブルナプキンの畳み方(3分間で出来るだけ多くの種類)、食事の提供、ワインの説明と提供の仕方、ルームサービス、予約の受け方など。

実際に料理を作るのは学校での授業で練習はしましたが試験内容には含まれていませんでした。他にもグラスの名前を覚えたりもしましたが今回の試験では出されませんでした。

覚える前はWater goblet(水用のグラス)も赤ワイン用のグラスも白ワイン用のグラスも違いが分かりませんでしたが、一度覚えてしまえば、スーパーに行った時も違いが分かってなんだか嬉しくなりました。今回の試験は受かればラッキーだし、たとえ落ちてしまっても知識として学んで無駄なことはないので、挑戦するだけしてみよう、という感じで挑みました。

グラスの種類分け

試験当日は学校に6時集合。セブシティのJYモールの近くにある会場へ向かいました。試験は午前9時からお昼休憩を挟んで午後5時まで。筆記試験はなく、実技と口頭試験がありました。

試験はグループでやるものと1人ずつ呼ばれて個人でやるものがあります。全員番号を振られ、試験中は名前ではなく番号で呼ばれます。最初の試験は番号を呼ばれ振り分けされたグループごとにお皿、フォーク、スプーン、ナイフなど種類ごとに見分けるものでした。

試験監督の方が厳しく、試験最中も採点中にため息をつかれてしまったり、あーこれは合格は厳しいな。と少し諦めモードに入ってしまいました。ワインの説明を求められたときには、なんと筆記体が読めずにワインの名前すらわからないというハプニング…。正直に読めないと伝

えたところ、自分のわかるワインで良いから出来る範囲で説明してごらん。と言われ、なんとか無事終了。

午後の部門ではルームサービスの試験がありましたが、学校で教わったことのない内容が出され、みんな途中から諦めムードに…。みんな落ちたら先生ガッカリさせてしまうよー、自分にもガッカリだー。などと話していましたが、自分達のできる範囲で実技試験に挑みました。

予約のシミュレーションの試験でも日本語ならもちろんすらすら出てくるのに、英語でつまずいてしまうところがあり、自分の納得のいく演技が出来ませんでした。

最後は番号順に1人ずつ呼ばれ、口頭試験。3つほど質問され、全て試験が終わりました。

結果は、、、”Congratulations!(おめでとうございます)”と言われ、思わず”Really!??(本当に?)”と半信半疑でした。笑

一緒に試験を受けたスクールメイトみんな無事合格することができ、長い1日でしたが達成感と、挑戦してみてよかった!と思えました。

試験会場の様子
試験会場の様子

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