みなさん少々遅れましたが、明けましておめでとうございます。
「オンライン」という言葉が光彩を放つ新しい時代の中で私達もようやく大学の授業がオンラインに切り替わりました。
以前からお話させていただいておりました「Paris College of International Education」、略して「PCIE」に今月から参加することができました。
もちろん、バンコクでも新しい大学にプログラムが移り替わり、そちらに登校しているようですね!
私からはオンライン授業の「PCIE」について今後とも記していこうと思います。
2021年を迎え、今月末にはTOEFLを受験する予定なので色々な事を両立するのは簡単ではありませんが、少しずつ進めていこうと思います。
また、新型コロナウイルスの影響でまたも緊急事態宣言が発表されてしまった新年でしたが、丑年に因み、私の今年のスローガンは「牛歩でいいから一歩ずつ」にしました…。
さて、完全オンラインのプログラム、PCIEですがどのように日本でアメリカの授業をこなしていくのかをお話します。
このプログラムにおいて、先生はおりません。
ただし、課題やテストの採点をしてくれる先生はいらっしゃいます。
授業は基本的にYouTubeのビデオ、またはPowerPointのPDFを見て進めていきます。
ただ、やはり内容的にも難しいので基本的には自分で色々調べますが、どうしても分からない場合にはクラスメイトに聞くことも可能ですし、TESOLの先生方(セブ島の先生方)も授業等で分からないことがあればサポートしてくれるとおっしゃっています。
現在私は「American government」という授業をやっており、今のところ難しい用語は多々ありますがネットや辞書を使って何とか取り組んでおります。授業の詳細については次回、お話したいと思います。
では、日本でアメリカの授業を受ける意義とは何でしょうか?
日本の大学の授業とアメリカの大学の授業ではやはり、スタイルが異なります。
そこにはどちらも良いところもあれば、欠点もあります。
つまり、アメリカの授業を受けることで新しい学びのスタイルを体得できるのだと思います。
まず、アメリカの授業を受けるにあたって良いと思うところは、「暗記」だけでなく「思考」にも大いに焦点を当てているということです。
日本では主に一問一答、記述説明や説明における正誤問題がテストの問題となり、単位が貰えます。
日本の授業ではそのように知識を付けることが何よりも大切だという考え方に基づいているような気がします。
一方、アメリカの授業は考えさせる問題が多いです。
例えば「今回の授業では3種類のものを紹介しましたが、Aすることにとってはどれが1番重要だと思いますか?またそれは何故か説明してください。」という問題がテストの問題として出題されます。
この問題においてどれを選んでも正解で不正解ということはありません。
しかし、評価されるのはそれらの特徴を理解しているか、また論理的に説明ができているかです。
授業の初回にレポートがあることもあり、「この授業のテーマに沿ってあなたが思う好きなことを書いてください。」と言われることもあります。
そのレポートももちろん、点数が付きます。
日本ではあまりないことかもしれませんが、これが「思考・判断をして意見を論理的に述べる力」だと思います。
次に日本の大学の授業においての良いところは「丁寧さ」です。
事実、今私がPCIEの授業で体験したことはオンラインテキストや、テストにかなり多くのミスプリントがありますが「ミスプリントがあるのは当然、何の単語を書きたかったか分るでしょう?」という感じです。
日本の場合、さすがにテストにミスプリントがある場合、即訂正され一斉に生徒に告げられます。
ミスプリントは重大ことないかもしれませんが、例えば正しいスケジュールが来ない、成績表が貰えないということは日本ではありえないことだと思います。
私もそういう環境で育ってしまったので、いまだギャップを感じることはありますが、アメリカの授業スタイルでの良いところを是非、体得したいと思います。