留学経験者が就活で抑えておくべき自己分析のポイント6

留学が終わった後、新しい仕事を始めるかと思います。留学をしたからには、留学経験を活かした職業に就きたいもの。ですが、自分にはどんな能力や魅力があるのかはっきりわからないという方は多いのではないでしょうか。自己分析をするにあたり、今回のコラムは役に立ちます。

新卒採用枠である大学生に関しては、幅広い広い分野へ就職活動ができ、英語力はさほど求められていません。即戦力としてではなく、これから企業とともに成長が期待できる人材が求められます。

文部科学省が官民協働で取り組んでいる留学促進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」(2018年5月調査)によると、60%以上の企業が留学経験者を採用したい意向がある一方、実際に留学をしたことがある大学生はたったの3%と言われています。圧倒的に需要が上回っているのです。これほど求められているのだから留学をしないのはもったいないと感じますよね。 留学を成し遂げた自分たちには魅力があると思わせる誇らしい数値ですが、勘違いしないように。留学していればどこかの企業に採用されるということではありません。

そして、就職活動を経験した「トビタテ!留学JAPAN」派遣留学生の88%が 「留学経験が就活に良い影響を与えた」と回答しています。

「良い影響」とは一体なんでしょう?

留学で実際に得たものと採用担当者が留学生に求めるものをランキング形式で見てみましょう。

留学で得たものベスト6
1.チャレンジ精神
2.コミュニケーション能力
3.語学力
4.視野の広さ
5.意見を持って伝えられること
6.人脈

採用担当者が期待するベスト6
1.チャレンジ精神
2.コミュニケーション能力
3.視野の広さ
4.語学力
5.意見を持って伝えられること
6.人脈

・チャレンジ精神

留学に行くことだけがチャレンジとは言えません。パスポートやビザさえあれば誰でも国外に出られるのですから、チャレンジ精神とは海外の日常生活や学校生活、またはその範囲を超えた環境(ボランティア活動やインターンシップなど)にあるのです。

結果が伴わなくても、新しい環境に飛び込んだり、進んで行動する主体性がメンタルを強くさせ、仕事上、嫌な仕事も嫌がらずに進んで引き受けたり、難題に臆することなく対応したり、環境や仕事内容に左右されなかったり、異動のたびにうまくやっていけたり、初めての仕事・取引先でも精神的にタフに立ち振る舞うことができたり、少々の出来事でへこまなかったり、ピンチな時に臨機応変に乗り越えられたり、自ら進んで仕事を見つけたり、自分で気づいて顧客に話しかけるなど、さまざまな状況で役に立ちます。

・コミュニケーション能力

コミュニケーション能力は英語を勉強することでも英語で授業を受けることでもありません。留学プログラムに申し込めば誰でもその教室にいられるわけですから、勉強だけでは物足りないのです。

いつも同じ友人と一緒にいたり、日本人同士で固まったりするなど、それではコミュニケーションに柔軟性や多様性がありません。環境を変えて新しい出会いを増やし、色んな国籍の人とつながり、お互いの文化や政治経済などを比較したり話を広げることができるなど、まずはこういった身近なことから変えてみることです。仕事上、様々な人間関係がつきものです。分からないことだらけの新入社員時に誤魔化さずに進んで質問ができるかどうか、どんな顧客にも躊躇なくフラットな気持ちで話しかけられるか、社内の人付き合いが良いか、顧客と上手くやり取りできるか、取引先と困難を乗り越えられるか、様々な部署と連携が取れるか、メールや電話がすんなりできるか、外国人とのコミュニケーションも円滑にこなせるかなど、コミュニケーション能力=おしゃべり・話し上手・聞き上手というわけではありませんが、どんな人間関係でも上手に付き合えるスキルと能力があるとビジネスで認められるのです。

・視野の広さ

日本を離れて外国に行くことや外国人の友達を持つことが視野が広いとは言えません。論理的思考力や独創力を使って物事を捉えられるかということです。論理的思考力とは、一つの考えや知識にとらわれず、多面的に考えられること、答えへの道筋が立てられること、冷静な判断力、影響力を考慮して行動すること、物事の組み立て方が早いことを言います。独創力とは枠にとらわれない伸び伸びとした発想、予想外のことに対する処理の仕方や向き合い方、あらゆる角度からの意見です。

また、柔軟性や協調性があると視野が広くなります。コミュニケーション能力にも言えることですが、立場や考え方の違いを受け入れ、状況や人によって対応を変えてみたり、困難な時に行動や考えが一択でなかったり、色々な角度から分析して対応したり、新しい環境へ早く順応できたりすることが柔軟性で、意見を尊重しあえる会話ができ、意見がぶつかったときに妥協点をみつけることができたり、相手に歩み寄ったりすることが協調性です。そういった状況に直面しやすいのが海外生活であり、柔軟性や協調性が留学で一番養える能力だと思います。

・語学力

留学生と採用担当者との間に英語力に対する意識の差があります。留学中語学だけをひたすら磨いてTOEICスコア900にするより、TOEICスコア700程度でも構わないので最初に取り上げたような日本でできないようなことに挑戦する積極性や社交性をより重視しているわけです。

英語がある程度できれば、英語の仕事という人ができない専門的な仕事に携われます。外国人スタッフや顧客とのコミュニケーションにより売り上げに貢献することはできます。グローバル社会の現代において外資系企業との取引や海外拠点を持つ企業が増え、仕事上で英語のメールや電話があるのは日常茶飯事になり、実習生ビザの改定により外国人労働者が増え、インバウンドビジネスが盛んになって訪日外国人観光客が増えたことにより、急激に英語が身近になりました。英語に抵抗やストレスがある日本人が大半の中、臆せずやり取りできるのは企業にとってとても貴重な人材です。

また、英語が読めることにより、インターネットで海外からの知識や情報が容易に手に入ります。普段は事務の仕事でも、海外マーケティングの調査や、契約書や技術英語の翻訳を依頼されたり、海外から訪れるスタッフや取引先の通訳など、英語ができれば部署の垣根を超えた幅広い仕事を依頼されることもあります。ネイティブスピーカーレベルになる必要はなく、留学中抵抗なく英語で意思を伝えられることができれば十分可能な範囲です。

・意見を持って伝えられること

意見を持ってはっきり言える日本人は他国に比べると非常に少ない印象です。単に自分の英語や考えに自信がない人もいれば、人見知りを貫く人、我慢や謙遜や遠慮を美と考える人が多いです。相手の意見を尊重するのは大事ですが、自分の意見を控えることは我慢する自分にとっても相手にとっても気持ちの良い対応ではありません。欧米人が積極的に意見を言う姿を見て、「あの人は自分の意見を言いたいだけ」と思うのは間違いで、はっきり意見を言ったうえで他の意見もちゃんと求めていることを忘れないでください。質問や意見がないことは、相手にとってこの人は無関心、何も考えていないと思われます。仕事上対人関係を保つのに必要なので、海外でその力を磨くことが期待されます。

日本の教育は先生が一方的に説明し、先生の話が一通り終わったら先生の許可により一部の生徒が挙手をして発言をするのが当たり前な状況です。疑問に思ったり意見があればその場で意見を言っても良いのです。でもそれは日本では「異端な」行為(変わり者)と扱われます。その常識に慣れるべきではないのです。会話が飛び交うような議論の場に慣れておくことをオススメします。

また、日本では「大丈夫です。」という言葉でまかり通ることが多いですが、YesかNoかいつもはっきりさせておかないと、外国人は困惑しますし、ビジネスにおいても求められる判断能力です。

・人脈

コネ入社という意味ではありません。その人脈が直接企業からの採用に関係するということではありませんが、人脈がある人は、上記のチャレンジ精神、コミュニケーション能力、視野の広さ、語学力、意見を持って伝えられることすべてを持っている人であるということであり、その延長線上ということを意味します。人脈は色んな環境に飛び込まないと増えませんし、多くの人とつながろうとしないと広がりません。誰とでも良好な関係でないと続きませんし、多面的な考えや相手への敬意が見えなければ関係は深くなりませんし、英語で意見がないと外国人との付き合いが保たれないというわけです。

人脈の多さが留学経験者に求められるスキルがあるかどうかを左右するとまでは言いませんが、人に好かれやすい人という印象や仕事に役に立つ人脈を持っているかもしれないという期待は与えらえられます。人脈を語るだけで魅力的というわけではありません。採用に役に立つとは言えませんが、人脈があればそれだけ色んな人に出会い色んな分野の魅力を知ることができるので、受けたい職種の幅が広がると思います。

まとめ

グローバル社会に突入したことにより、留学経験者を求める企業が増えてきました。留学を通して、チャレンジ精神、コミュニケーション能力、視野の広さ、語学力、意見を持って伝えられること、人脈という6つの魅力を得ることができ、就職活動で求められます。留学経験者が求められる今、留学経験を無駄にしないよう外に出てたくさんの経験を重ねてみてください。留学前と後で自分はいったい何が変わったのか自己分析に悩んだとき、この6つを留学での体験をもとに比べてみてください。

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